(すでに実現可能?) ミッション・インポッシブル・ゴーストプロトコルのスパイガジェットまとめ スマホもタブレットも!

2015年1月11日、テレビ朝日の日曜洋画劇場にて地上波初放送となった大人気スパイアクション映画「ミッション・インポッシブル・ゴーストプロトコル」から、映画劇中に登場した近未来のスパイガジェットのご紹介です。

ミッション・インポッシブル・ゴーストプロトコルとは?

トム・クルーズが主演の大人気スパイアクションシリーズのミッションインポッシブル第4作目の映画。2011年公開。日本では興行収入53.8億円を記録する2011年大ヒット映画作品です。

トムクルーズ演じるイーサム・ハントが核戦争過激派の敵に奪われた核ミサイル発射指令装置と発射コードを取り戻す任務を描いたアクション映画。ミッション・インポッシブルといえば、初代作品より近未来のガジェットを駆使し、困難な任務に挑戦していく姿が大きな人気を集める映画として有名ですが、今回はシリーズ第4作ということで今までに増して、魅力的なガジェットが登場しています。


これまでのスパイガジェットとは違う!

これまでスパイ映画に登場するガジェトと言えば、到底実現できそうに無い、そして現実には存在しないものばかりで、子供にとってあこがれの的でした。しかし時はITガジェット、インターネット全盛の時代となり、2011年から4年の時を経て、すでに実現しているガジェットや一般的になりつつあるガジェットも多くあります。

映像クリエイターや映画監督が考えた近未来が実現するまでの期間はこれまでと比較し急速に短くなっているようです。

それでは、どのようなガジェットが登場したのか順番に見てみましょう。

必見!ミッション・インポッシブル・ゴーストプロトコルに登場したガジェットたち

 超薄型コンピューター

WS000008■ロシアの刑務所シーン

WS000011 ■ロシアの刑務所シーン(遠隔)

お分かりの通り、iMac Macbook airです。グレア液晶で映り込みの激しいと思われるシーンでも、きれいに表示されています。ロシアの刑務所はシステムで管理されているという設定で、管理コンピューターにハッキングして牢獄の仲間を脱出させるというシーンで、リモート操作にiMAC Macbook airが使われています。そのほかのシーンでも存分にMacbookは登場します。ほんとappleがスポンサー?ってぐらい出てきます。すでに広く一般に発売されている製品です。


超強磁力掘削マシーン

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WS000019■超強磁力掘削マシーン



ロシアの刑務所脱出シーンに登場します。仲間が刑務所の地下トンネルから刑務所内部にたてあなを掘り進めるときにこのマシーンを使用します。ボタン一つで強力な磁力を発生(超音波?)させ、天井に大穴を開けることができるようです。天井に大穴を開けた後のシーンが次の写真です。

WS000028■天井に大穴が空き、人が通れるようになった。

このようなガジェット、建設機械は発売になっているのでしょうか?

ハンディー網膜スキャナー

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日本では網膜認証と呼ばれる方式です。ちょっと前のスパイ映画では指紋認証が一般的でしたが、広く普及したためでしょうか?あまり聞かなくなりました。その代りに広く映画で使われるようになったのがこの網膜認証です。


網膜認証はほぼ100パーセントの確率で本人であることを認識できる一方で、機器を目に当てる必要があるため取扱いがやや面倒である欠点があります。この欠点も後のシーンでうまく表現されています。(もしかして映画のスタッフはwikipediaのページのメリット・デメリットを参考にしたのでしょうか?)

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B6%B2%E8%86%9C%E3%82%B9%E3%82%AD%E3%83%A3%E3%83%B3

日本では医療機器として発売されているようです。

moumaku_oct■OCTスキャナー www.migita.netより引用

人物識別システム

人物識別システムとは事前に登録された画像と、防犯カメラでとらえた人物を照合し、だれであるのか認識するシステムのことです。顔認証システムとも呼ばれています。


WS000071■劇中では、ターゲットの画像と、コンタクトレンズ型デバイスでとらえた画像を照合し、瞬時にターゲットを識別する。

WS000073■コンタクトレンズ型デバイス

WS000078■ターゲットを発見



WS000093■さらに危険人物を事前に登録しておくことで、見つけた時に警告を与えることも可能

すでに防犯カメラのシステムとして実用化されています。たとえば一度捕まえた万引き犯を登録しておいて、再度来店した時に警告を発するシステムなどに実用化されているようです。また、NECでは以下製品にこの技術を応用し、広く発売しています。

http://jpn.nec.com/face/index.html

NECでは従来より指紋認証などの人の特性を活用した製品を発売しているようです。

自爆式公衆電話

スパイ映画のお決まり「このメッセージは○○秒後に自動的に消滅する」

これを表現するために毎回ミッション、インポッシブルでは様々なデバイスが使われます。時にはサングラス、スマホなど。今回はロシアのおんぼろ公衆電話が使われました。

WS000102■ごく普通の公衆電話ですが

WS000106■特定の操作をすると、液晶モニタが中から出てきます。

WS000111■フル液晶モニターです。



WS000113■右下に「google Inc」のマークが見えそうな気がします。(嘘)

公衆電話のポンコツ感と、液晶ディスプレイのゴージャス感のギャップを見せようとした?のではないかと思わせるシーンです。

疑似空間投影マシーン

スパイの前に元のオブジェクトを投影し、あたかも存在するかのように見せるスパイアイテムです。この膜の前には敵兵がいますが、プロジェクターで壁の奥を投影しているため、あたかも壁があるかのように見えます。

WS000175■クリーン設置中

WS000179■投影プロジェクター

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■相手の目線の高さ、方角に合わせて最適な投影結果が得られるように自動調整が行われる。

さすがにこのような製品は開発されていないだろうな~なんて思っていましたが、近年これの基礎となる技術が開発され、一部実現化されています。それがプロジェクションマッピングです。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%e3%83%97%e3%83%ad%e3%82%b8%e3%82%a7%e3%82%af%e3%82%b7%e3%83%a7%e3%83%b3%e3%83%9e%e3%83%83%e3%83%94%e3%83%b3%e3%82%b0

プロジェクションマッピング(英語名:Projection Mapping)とは、パソコンで作成したCGとプロジェクタの様な映写機器を用い、建物や物体、あるいは空間などに対して映像を映し出す技術の総称をいう。(wikipedia プロジェクションマッピング)

つまり、コンピューターであらかじめCGや画像を作成し、実際の建物やオブジェクトへ投影する手法のことです。


l_ts_gundamu01■2012年 TOKYO HIKARI VISIONでの様子 (www.itmedia.co.jpより引用)

上記の例では実物大ガンダムに対して、あらかじめコンピュータで作成した画像を投影し、あたかも動いているかのように展示した形になります。このように、あらかじめ画像を作成しておけば、ある程度のことは可能なようです。

[rakuten]001:9784048683562[/rakuten]

[rakuten]001:9784569821528[/rakuten]

Apple iPad

そのままApple Ipadが登場しています。上記のプロジェクションマッピングのCG作成処理を行うシステムが組み込まれており、リアルタイムで処理過程が表示されているようです。これも一般的に入手が可能です。初代iPadが発売されたのが2010年です。2015年現在では軽量化が進み、 重量比較で初代i Padより約60パーセント軽くなったiPad Air 2が発売されています。iPadはいつ見ても先進的で、スパイ映画にとってはクリエイティビティーの象徴となっているのでしょうね。

WS000198■Apple iPad (おそらく初代もしくは第2世代)

ipad-air2-overview-bb-201410_GEO_JP■iPad Air2 (appleストアより引用)

高性能デジタルビデオカメラ (キヤノン)

普通のビデオカメラのようにも見えます。ついに民生品でも見栄えする時代になったようです。

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■こちらは風船につけられたCCDカメラ

こっちのほうがスパイっぽいですね。衛星写真なんかよりも現場っぽい感じが出ています。

WS000143■ビデオカメラのディスプレイ映像

どうやら、風船につけられたカメラの操作や画像をビデオカメラで操作できようになっているみたいです。キヤノンにはそのような機種があるのでしょうか?

列車内の秘密基地

オンボロ貨物列車内に設置された秘密基地です。暗証番号と網膜スキャンで本人の確認が必要です。

WS000224■緑色に光っている個所へ顔を当て、網膜の認証を行います。

列車が動き出してしまい、走りながら網膜スキャンを行おうとする主人公。網膜スキャンの欠点である「スキャナに固定しなければならない」という点を見事に描写しています。指紋であれば指を動かして当てればよいので楽ですね。

置くだけで読み書きできるUSBメモリ

WS000228■主人公が任務の入ったUSBメモリを司令官から受け取り、列車内にある秘密基地で再生する様子。液晶台に載せるだけで記録された動画を再生しています。(じゃあなんのためのUSBキャップなんでしょうか?)

このアイデアはなかなか良いと思います。USBメモリも結構抜き差しがめんどくさいので、こんな感じでデバイスに近づけるだけで(非接触)で中身を読み書きできたらいいなーと思います。ここにきてようやくこのデバイス欲しい!!と思うものを見つけました。でもあと何年かしたらこんなUSBメモリの規格が現実に出てきそうです。



WS000230■この台は液晶ディスプレイにもなります。(ちゃんとミッションIDで識別されているようでです)

[rakuten]media-champ:10009380[/rakuten]

強力ぴったりハンド

主人公のイーサンハントが超高層ビルのブルジュ・ドバイの外壁をよじ登るときに使用します。このビルはドバイに実在し、高さ828.9mあります。手袋がぴったりとガラスに張り付き、ベストなタイミングではがれます。

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お決まりのパターンですが、途中でうまくいかず…(DVDでぜひご確認ください)

[rakuten]flife-shop:10044868[/rakuten]

WS000254■到着した階でレーザーガラスカッターを使用しガラスを切断します。

デルのサーバー

ブルジュ・ドバイのメイン制御システムのサーバーとして登場します。

WS000285■Dell poweredge 2650 2Uのサーバー

Dell製品はアメリカ映画に良く出てきます。ターミネーター2のスカイネット起動システムのディスプレイもDellでした。

しかしこのDell poweredge2650は古いサーバー機です。この映画が公開された2011年には製造後5年以上を経過した、いわばそろそろ買い替え時期を控えたサーバー機となっています。

PowerEdge2650仕様書

  • メモリ:PC2100 MAX12GB
  • 2C Xeon MAX2 CPU
  • Windows server 2003準拠

Intel VX-Tが使用できないCPUなので、仮想化は出来ません。


ちょっとみると、現代のサーバー機にも見えるので、見栄えという面ではよいのかもしれません。

デルのサーバーは丈夫で、そして中古で安くヤフオクから手に入るので大好きですよ。これからも映画の中でも現実の世界でも活躍してください。

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