実録!発電機が故障 (修理依頼から復旧までの記録)(1)

先日、発電機が故障しました。その修理と復旧までの記録を残します。

自分で修理したって話は他のブログによくよく載っていますが、筆者はそんなスキルはないので素直にメーカー依頼しました。日々のメンテナンスから故障依頼時の注意、そしてメーカーの対応から、より利便性の高い発電機についても探ってみたいと思います。

発電機は相棒であり、エマージェンシーパートナーである

発電機はこんなところで使われている

そもそも発電機と聞いて、「なにそれ?使う機会あるの?」と思われる方も多いと思います。みなさんが発電機をもっとも良くお見かけになるシチュエーションは、神社のお祭りであったり、オフィス街のケータリング屋台であったりことでしょう。発電機は屋外であれば使用場所を問わず、そして24時間電気を供給することができる頼もしい存在です。

データセンターや原子力発電所などの建物に備え付けられている巨大なものや、車がまるごと発電機になっているもの、屋台が使用する小型の発電機など、大きさや用途によって様々なサイズのものがあります。

3万円程度の小さな発電機でも、電気ストーブや炊飯ジャーなどがいつでもどこでも使える程度の電力を得ることができます。

発電機はメンテナンスが必要

発電機はエンジンの回転によりコイルを回し、電力を得ます。コイルの回転には軽油やガソリンを使うため、エンジン特有のメンテナンスが必要となります。

主なメンテナンス箇所は以下の通りです。

  • エンジンオイルの交換、補充
  • スパークプラグの清掃、交換
  • 定期的な運転
  • ガソリンの補充

結構項目はあります。車に比べればそれ自体は動かないのでメンテナンス項目は少なく、維持費も比較になりませんが、発電機ゆえのメンテナンス項目もあります。もっとも大切なメンテナンス、それは「定期的な運転」です。

IMG_2684■エンジンオイル交換の様子 廃油はシュレッダーの紙切れに吸収され処分します(実際の処分は各自治体の処分方法に従ってください)

定期的な運転の大切さ

多くの場合、発電機を毎日、または毎週使用する人は稀です。自治体所有の非常用発電機の場合、年に1回試験的に動かす機会があるかないか、といったところでしょうか。可動部が多い機械ゆえに発電機は定期的な運転を行わないと、ガソリンのつまりや各部の癒着により動かなくなってしまいます。

使用後の保存不備でキャブレターにガソリンが残った状態、最悪1~2か月程度の放置で燃料供給管が詰まり、始動できなくなってしまうこともあります。

本題 発電機が故障した

いよいよ本題です。今回、2012年にホームセンターで購入した「ナカトミ EG-1000」発電機がみごとに故障しました。EG-1000発電機の概要は以下の通りです。

EG-1000 発電機概要

・メーカー:ナカトミ

・燃料:ガソリン

・重量:25kg

・空冷4サイクルガソリンエンジン

・出力:850KVA

購入の決め手は値段でした。税込価格29,800円!購入直後の運転で、燃料計が固着している不具合が見つかり販売店の交換を受けています。使用頻度は年4回程度のキャンプで使用していました。

メンテナンスには自信あり…でも故障した

「エンジンは生ものだよ」の友人の声に耳を傾け、メンテナンスには自信がありました。月1回の試運転、年2回のエンジンオイル交換、キャブレターにガソリンを残さないようにしての保存、どれをとっても筆者にとって珍しいぐらいの気の配り様です。しかしいくらメンテナンスをしても壊れるものは壊れます。同出力の他者発電機、ホンダやヤマハと比較し、半額程度の値段で売られているのですから、仕方ないといえば仕方ない。価格相応といったところでしょうか。

故障のきっかけ

故障のきっかけは2015年1月3日の南足柄市へのキャンプでの使用でした。キャンプ地でエンジンをかけると、みるみる排気口から黒煙が立ち上がり、族車の様な音を立てています。いまにも走り出しそうな感じです。笑いをこらえながら、とりあえず危ないのでエンジン停止。その後、二度とエンジンが始動することはありませんでした。仕方なくキャンプは早々に切り上げ、購入元である「カーマホームセンター」へ持ち込み、修理を依頼しました。

P1010653■故障直前のEG-1000

故障の症状をまとめると以下の通りです。

  • アイドリングが不安定
  • 排気口から黒煙が立ち上る
  • 今にも走り出しそうな振動と騒音が出る

購入元のカーマホームセンターへGO!

カーマホームセンターへ持ち込みます。当然、発電機の燃料はそのままです。しかし発電機輸送の関係から、発電機内のタンク燃料はすべて抜き取ってからでないと販売店からナカトミ(生産元)へ修理の輸送ができないとのことで、泣く泣く満タンの燃料はあきらめることとなりました。

P1010672■修理依頼票 修理するかしないかの分岐点は1,5000円に設定

修理依頼の帰り、ホームセンターの発電機コーナーに立ち寄ると、EG-1000が29,800円を若干下回る金額で発売されていました。

修理結果と金額、故障原因は1/6現在、連絡待ちです。連絡があり次第、またお伝えしたいと思います。

金額が判明

2015/5/4追記

その後、発電機が無事に修理され、引取りにいきました。金額は約11,000円です。故障個所について事前にカーマホームセンターより連絡があり、「CDI装置」とのこと。このCDI装置はエンジンの点火や回転数を制御する電子部品です。どうも思い当たる節があり、無線機の高周波が影響しているのではないか、という原因です。日々移動運用に持ち出し、無線機の電源として使用していますので、電波関連の回り込みによって、電子部品に大きな影響を与えたとも考えられます。今後はフィルターを付け、対策をしたいと思います。

しかし、問題のCDI装置は治ったものの、いざ発電機を段ボールから出し、エンジンをかけてるとものすごい爆音がします。とてもそばに立っていられません。よくよく見てみると、エンジンのエキパイとマフラーをつなぐパイプが断裂しています。なんと別の箇所が破損して戻ってきたのです。怒りを抑え、再度カーマホームセンターへ持ち込みます。こちらの詳細は続編をご覧ください。


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