リフレクター「OPENSPOT」をより快適に使用するためのモバイルルーター設定

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リフレクターシステム「OPENSPOT」をより快適に使用するためのモバイルルーター設定

携帯電話回線でアマチュア無線を利用可能にするリフレクターシステムもだんだんと普及しつつあり、D-starやC4FMを問わず数多くの局が日々利用する様になってきています。ハムフェアや各地方イベントでも有志の方々がシステムの展示や公開運用を行う機会が増えており、普及を後押ししています。

半年の運用経験から、OPENSPOTをモバイルルーターに接続して使用する場合の設定についてご紹介したいと思います。

※本ページで紹介する設定については実施者の判断により行ってください。環境によっては通信が不安定になったり、通信できない場合があります。

設定の前提

■接続構成

OPENSPOT(リフレクター)→ホテルルーター(有線LANから無線LANへの変換)→モバイルルーター(MR05LN)

上記接続を行っている状態で、モバイルルーターの設定を調整します。

■ルーター

NEC aterm MR05LN

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SIMカードが2枚使用可能なモバイルルーターaterm MR05LN

推奨設定

OPENSPOTは特定のポートを使用し、UDPパケットをリアルタイムで送受信することで音声通信を可能にするリフレクター装置です。そのため出来る限り無線LANを安定化(固定化)し、UDPパケットをスムーズにやり取りする設定が推奨されます。

無線LANチャンネルの固定化

無線LANチャンネルを特定のチャンネルに固定化します。チャンネルのオートセレクトが設定されていると、チャンネル切り替え時に無線LANが切断される場合があるそうです。統計的に6chが最も使用されるケースが少ないとの情報です。そのためここでは6chに設定しています。

rf

暗号化キー更新タイミングの変更(30分→更新しない)

ango

暗号化キーを自動更新設定にすると、キー更新のタイミングで切断されるケースがあります。そのため更新間隔を0分(更新しない)に設定しました。

ポートマッピングの設定

FCSリフレクター(C4FM)では通信ポートに62500(UDP)を使用します。OPENSPOTに割り当てたIPアドレスと、通信ポートの紐付け設定を行うことでより安定してOPENSPOTの通信データをやり取りすることが出来るようになります。

pp

LAN側ホスト:OPENSPOTのIPアドレス

プロトコル:UDP

ポート番号:62500を指定

以上の設定により、再接続の回数が減りました(当環境)

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