箱根駅伝の裏側レポート!平塚中継所 (1)

箱根駅伝の裏側レポート!平塚中継所 (1)

箱根駅伝を裏側をレポートする企画第一弾としてお送りする平塚中継所レポートです。

平塚中継所とは?

平塚中継所とはテレビの無線中継所のことです。箱根駅伝は都市部や海岸、箱根の山中など電波が飛びづらい箇所を漏れなくライブでお茶の間に中継しなければなりません。特に箱根の山中は木々が生い茂り、また都市部から離れた位置にあるため電波たとても中継しづらい場所にあります。

箱根山中のカメラから発信された電波を中継する箱根双子山無線中継所とともに、平塚中継所はビデオカメラの映像を東京の日本テレビへ中継する大切な役割を担っています。平塚中継所は別名「湘南平」と呼ばれており、通常時からスカイツリーをはじめとした各地の電波塔から発信されたテレビ電波をさらに遠方に中継する役割があります。しかし、箱根駅伝では電波の伝送量(伝える量)が多いためか、特別にプレハブ小屋やアンテナが増設され、スタッフが効率よく電波を日本テレビに中継するためにスタンバイしています。

テレビに映っている選手の方やテレビカメラスタッフ、ボランティアの方などと同じように電波中継スタッフも箱根駅伝の安定的な中継のため、中継タワー下で万全を期しています。

これが平塚中継所(湘南センター)

日本テレビでは湘南センターと呼んでいるようです。湘南センターが仮設される湘南平は湘南地区でも有数な見晴らしの良い展望台が併設されていることから、土日は多くのアマチュア無線愛好家でにぎわっています。

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P1010617■湘南平新展望台から撮影

パラボラアンテナはスカイツリーをはじめ、各中継タワーに向けられています。

P1010568■新展望台側を撮影

プロの技!ケーブルの取り回しと設営方法

車や仮設プレハブがおかれているエリアは、普段は広場として使われているため電源やケーブルを固定する手すりなどはありません。しかしそこはプロの技!できるだけ同軸ケーブルや電源コードを地面に触れさせない様に固定している様子が見れます。


更に各所に防水の知恵が見て取れます。湘南平で無線の移動運用をお考えのみなさん!ぜひご参考にされてみてはいかがでしょうか?

ケーブルの取り回し

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■3本の単管を使い、ケーブル&電源ケーブルが地面につかないようにしています。

単管は地面に打ち込まれいる状態です。更に埋め込まれた単管に単管をジョイントし3mほどの支柱を設置しています。ケーブルを地面に這わせた場合、一般の人がつまづいてしまう可能性がありますので、そういった観点からの配慮でしょうか。

P1010571■打ち込まれた単管と支柱単管の結束



P1010572■箱根駅伝の前日に関東では約9年ぶりの元旦積雪を記録しました。

P1010573■既存の公園照明に単管を抱き合わせる施工事例

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P1010578■空中ではこのようになっています。

滑車で空中のケーブルを引っ張り、固定する形がとられています。これなら撤収も簡単そうです。

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仮設プレハブ小屋側

仮設プレハブ内では各モニターを設置し、電波の中継が正常に行われているかチェックを行っています。また、ヘリコプターから中継される電波を確認し、電界強度が足りない場合、ヘリコプターへの指示も行っているようです。

P1010576■NIPPON TELEVISIONのマイクロバス

P1010582■箱根駅伝のポスターが貼られた仮設プレハブ小屋 正面入り口



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P1010597■湘南平 旧展望台から撮影 プレハブエリア全容

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P1010601■プレハブ裏の資材置き場 主に重りや規制用柵が置かれている様子



P1010602■電源供給車(発電機の代わり?)

P1010603■プレハブ小屋側面 夜間作業用にライトも標準装備

P1010604■ケーブル引き込み口 しっかりと防水している模様



P1010605■無線系同軸もしっかりとビニールで養生

P1010606■暗幕で内部の様子はわからず

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P1010609■緑の覆いで隠されている辺りが増設機材

P1010585■プレハブから電波タワーへと続く同軸ケーブル

P1010593■旧展望台にぽつんと設置された受信用八木アンテナ (モニター用?)



P1010595■八木の固定も手すりの保護に注意して行われている様である。

P1010594■防水ビニール部分の拡大

無線タワー側

湘南平無線タワーへアンテナ等の増設が行われています。

P1010599■タワーの増設部分拡大(1)



P1010598■タワーの増設部分拡大(2)

いかがでしたでしょうか?次のページではいよいよ新展望台側をご紹介します。

後半のレポートはこちら

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