Yaesu FT-891 新型HF/50Mhz モービルトランシーバー (デイトンハムベンション2016発表)

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Yaesu FT-891 新型HF/50Mhz モービルトランシーバー (デイトンハムベンション2016発表)

2016年5月に開催された世界最大のアマチュア無線イベント「」。その会場でヤエス無線から発表された新型HF/50MhzオールモードトランシーバーFT-891の紹介です。

恐らく従来製品のHF/50/144/430Mhz対応のオールモードトランシーバー FT-857の後続機種だと思われます。どことなく形も似ていますし、サイズも大差がありません。100Wモービル機として、ハムフェア2016あたりにお目見えするのではないしょうか。

以下、カタログから見たスペック・仕様となります。

スペック・仕様

■送信可能周波数:HF/50Mhz オールバンド、オールモード 100W出力

■サイズ:155mm x 52mm x 218mm

■操作パネル:フルドットマトリクス、LCDディスプレス搭載

■フィルター,DSP:3Kルーティングフィルター搭載、32bitDSP処理

■その他:フロントパネルはセパレート可能

上記のようなスペックとなっています。従来機のFT-857と比較すると、アナログフィルター(オプション)だったものがデジタルDSPやフィルターに置き換わっています。また液晶も大きくなって操作性が向上しています。

その一方で144Mhz,430Mhz(アメリカでは220Mhzも)が送信可能周波数から削除され、むしろグレードダウンしたようにも思われます。更に気になるポイントとして、AF段のDSPがIF段のDSPへ変更されたことで、対応電圧がシビアになったのではないかと心配です。FT-857/FT-897シリーズの特徴として、10V前後の電圧でもリグが動作するため、移動運用に最適な機種として重宝されていました。また移動運用でVHF/UHF帯はお手軽設置が出来るので、こちらも日本では運用者が多いバンドです。

うーん、ちょっとFT-857の置き換えにはならないかなあ、というのが正直な感想です。せめてIC-7300みたいに高精細ディスプレイやシームレスなリモート操作が出来ます!みたいな売りがあれば買いたくなるのですが…

展示風景

ハムベンションでの展示風景

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リグにしたに置かれているのはオプションのアンテナチューナー(FC-50)です。

パンフレット

会場内で配布されたパンフレット

■表面

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■裏面

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パンフレットもどことなくFT-857と似ています。最近のFT-991 VS IC-7300の戦いを見ても、最近のヤエスはどうも手を抜いているように思えてしまいます。アイコムは安価な機種にも最新技術をつぎ込んでいますが、ヤエスは依然として受信とスコープ動作が同時に出来ないなど、差があるように感じています。

FT-857との比較動画

現行機のFT-857との比較動画を作成しました。

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