D-star 超広域レピーター「生駒山430」の状況レポート

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超広域レピーター「生駒山430」の状況レポート

奈良県と大阪府の間に位置する生駒山(標高642m)に設置された超広域レピーターである「生駒山430レピーター」の状況について軽くレポートしたいと思います。このレピーターは大阪府内全域を広域にカバーしており、ハンディホイップアンテナで大阪道頓堀、関西国際空港、伊丹空港、日本橋、通天閣、大阪城…主要な観光地でもどこでも通信を可能としてくれるレピーターです。

大阪のレピーターの噂

大阪のレピーターと聞くと、さぞかしマナーが悪く、妨害が多く、そしてグループに属さないと使わせてくれないのではないか。そんな噂を耳にした方も多いのではないでしょうか?私も関東で毎度同じようなことを耳にしてきました。

大阪のレピーターはとある組織が仕切っていて、年会費を払わないと妨害される。そしてメンバーは全員長距離トラックの運転手だ。

郷に入っては郷に従え..

こんなうわさはすべて嘘です。(アナログレピーターは知りません。)アナログレピーターはそもそもワッチしても声を出しても誰も応答がないので使われてすらないんじゃないかと思っています。結論から言いますと、関東よりずっと健全に使われていますし、アナログの妨害もありません。全然アマチュアっぽい雰囲気でCQも出せますし、みんな応答してくれます。

大阪のレピーターの真実(生駒山430)

上記にも書いたように、大阪の超広域レピーターは至って普通のレピーターです。CQを出すと誰かが応答してくれます。そして妨害する人もいません。本来このような形がアマチュア無線のレピーターとしてあるべき姿なのかもしれませんが、関東ではもちろんこのような理想とは程遠く、ちょっとでも知らないメンバーが出ようものなら罵声が浴びせられるといったことも少なくない事実があります。

おせっかいな人が多いのが大阪の風土かもしれませんが、レポート交換も積極的に行ってくれますし、気軽に声をかけてくれます。大阪文化の良いところが、超広域レピーターの安定的継続という良い側面につながっているかもしれません。

事実、関西には超広域とも呼べ山頂設置型のレピーターが数多くあります。それと比較し、関東には1つ、2つ程しかありません。(西東京、筑波山)

この違いは、関西ではユーザーが運営に協力的で超広域レピーターを設置してもつぶす行為を行う人がいない。しかし関東では妨害する輩が出てくる。このようなところにあるのかな、と思います。

生駒山430の使用レポート(土曜日ワッチ結果)

2016年3月某日の土曜日、生駒山430を一日ワッチしてみました。大まかなワッチレポートです。(AM7:00~PM22:00)

■AM 7:00~9:00

長距離トラックと思われるユーザーがあいさつを兼ねて他ゾーンからコールサイン指定。口調は至って普通でコールサインを正しく送信。ワッチしていた他の局も折り返しコールするなど、多くの局と交信

■AM9:00~12:00

20分に1局のペースで生駒山内CQや他ゾーンからCQ呼び出し。ちょこちょこ応答する局が存在。

■PM1:00~3:00

ほぼ使用者無し、時々カーチャンクが聞こえる程度

■PM3:00~5:00

スケジュールQSOと思われる遠方ゾーンからの呼び出しと交信が数件あり。

■PM5:00~7:00

小学生と思われるスケジュールQSO(約1時間)

■PM7:00~11:00

大阪市内に宿泊している観光客や出張中のハムによるCQ呼び出し。日本各地のゾーンと接続して交信を行っている模様。時々カーチャンクあり。

このような様子です。

爆買いでにぎわう大阪へお越しの際は、ぜひD-starハンディー機を持って生駒山に接続してみてください。以上、生駒山430ワッチレポートでした。

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