セロー250を売却(お店の選択から売却までの一部始終)

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セロー250を売却(お店の選択から売却までの一部始終)

2015年7月、大阪に転勤に引っ越しをした際に愛車のセロー250を大阪に持ってきました。しかし実家と違い、なかなかバイクの駐車スペースが確保できずにあちこち探して回った思い出があります。結局確保できたのは社宅から自転車で20分の距離のマンションの駐輪場でした。幸いなことに雨風がしのげる場所で、バイクにとっては良い環境だったのかもしれません。

それからというもの、地下鉄や自転車文化の浸透した大阪では移動にまったくと言っていいほどバイクや車を必要とせず、わざわざ20分もかけてバイク置場まで移動することも億劫になってきました。

そして趣味もバイクからカメラにみるみる移行していきました。膝を痛めて手術したのも今年のことでした。ギアチェンもちょっと面倒に感じ始めたこの頃…

いずれ実家に帰る時がやってくれば、このセローもいっしょに連れて帰ってあげようかなあと当初は思っていましたが、駐車場代もかかるし、また欲しくなっらら買えばいいや!という踏ん切りも着いたことで、思い切ってセロー250を売却することになりました。

セロー250 2014年購入 走行距離約1000キロ

気持ちの整理

まずバイクを売却するときに私が考えたことは以下の3点です。

1. 今後もバイクに乗りたいか、それとも乗りたくないか

ずばりこれを考えました。今後というのは1年とか5年とかの長いスパンではなく、来週、再来週という比較的日常に近い期間のことです。今日乗ったとして、来週20分もかけてバイクを乗りに行きたいか。この一点でした。

もちろん来週もまた乗りたいという気持ちがあれば、売却せずに来週のバイクライフを楽しみに待つことになると思います。私にはその気持ちがありませんでした。

2. お金をバイクに回すべきか、それともほかに使うべきか

バイクというのは多少なりともお金がかかるものです。それもある程度定期的にお金が必要になる趣味です。ざっと月単位で考えるだけでセロー250の場合、以下の金額が必要になります。(年単位でかかるものは月単位に換算しました)

■バイク駐輪場       4,000円

■ローン                5,000円

■自賠責                1,000円 (年12,000円)

■任意保険             2,000円 (年24,000円)

■ガソリン             1,000円

■点検費用             1,000円 (1年ごとの法定点検 1,2000円)

ざっと計算するだけで月14,000円かかる計算になります。更にウェアなども必要になりますし、そうするとさらにお金がかかる計算になります。月1,4000円程度なら苦になりませんが、私の場合は月に1度乗るか乗らないかという頻度にまで落ちてしまっていますので、まさに無駄なお金となってしまっている状態です。

またカメラという趣味にどっぷり使っているさなかですので、毎月レンズ1本(15,000円)程度の出費がしたい。それがまさに楽しみになりつつある。というバイクライダーには怒られそうな話をしますが、これがライフサイクルになってしまっています。

3. バイクに不自由なく乗れるか

年配ライダーが自問しそうな内容ですが、私の場合はまさに3が大きな判断ポイントでした。2どの膝の手術を経験し、若干なりともギアチェンに違和感を感じる状況にあります。この状態ではマニュアル操作が必要なバイクを純粋に楽しめる状況ではありませんでした。それならスクータータイプのバイクに乗りかえればいいじゃない、という仲間の声もありましたが、1,2の判断ポイントを考慮し、もっと自分の好きなところにお金と時間を使いたいとの判断で、購入から1年立たずに売却をすることとなりました。

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以上3点のポイントからセロー250を売却することとなりました。

売却に先立ち書類と状態のチェック

気持ちの整理はつきました。ここに至るまで約1月あまりかかりました。それだけあきらめが悪い性格なのかもしれません。ともかく気持ちが決まったら、あとは行動あるのみです。時間がたてばたつほど売却金額は下がっていくので、ここからはスピード勝負です。

バイクの売却にはバイク本体と鍵、書類の3点が必要になります。書類は少々足りなくても問題ないようです。鍵はスペアがあると査定アップします。

必要な書類

売却に必要な書類を確認します。

■軽自動車届出済票

必須書類(これが無いと売却できません)

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■スペアキー

■メンテナンスノート

■自賠責書類(あるかどうか聞かれます)

以上4点の書類が必要です。自賠責関連の書類は無くてもOKです。

そして続いてはバイク本体の状況のチェックです。

バイク本体の状況

私は以下の点を確認しました。そして汚れている部分はきれいに拭きます。

■エンジンが一回でかかるか

バイク屋では実際にエンジンを回転させて状況を見られますので、ある程度バイク屋の周囲を走り、エンジンを暖めておくとよいでしょう。

■フェンダー周辺の清掃

フェンダーは入念にチェックされましたので、この辺りは良く清掃しておくとよいと思います。

その他、私のセローは過去に2度転倒歴(駐車中)があり、左ペダルとレバーに傷があったり、ペダルが30度ほど内側に曲がっている状態です。あえてこの部分は触らずにそのままとしました。ケミカル類などは使用せず、軽く全体を拭き、準備完了です。

いざ売却へ

店舗探し

売却の段階となりました。大阪のバイク事情にあまり詳しくない私は、とりあえず売却できそうなバイクショップをgoogleマップで検索します。その結果、なんと数多くのバイクショップが大阪の一点に集まっていました。バイクショップが多ければそれだけ査定が出来るし、何より競争価格が出てくるのでより高値で売却できることになります。

googleマップで検索した結果、「大阪新世界」という場所のとある通りに多くのバイクショップが隣接してオープンしていることがわかりました。

地図で見てもわかるように、新世界の松屋町筋には数多くのバイクショップが隣接しています。それにしてもすごい数です。

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隣もその前もバイクショップ

上から順番に見てみると…

■(有)タイガーオート

■ウエストリバー

■(株)オートショップ富士

■バイクショップシグナル

■アップガレージ

■ライダーズ大阪松屋町

■アイテックオート

■バイクハウスタカタ

■新世界オートセンター

■ポイント

■バイクハウス北一

■GOTTY

圧巻の12店舗もありました。それもお隣通しです。これは売却にきたい出来そうな感じです。実際にこのすべての店舗を回って査定してもらうことになりましたが、おおむね8割の店舗で査定受付をしていました。一部の店舗では修理・販売のみですので現地でご確認ください。

ちなみに昔はさらに多くのバイクショップがこの松屋町筋には存在していたとの話です。今の若い子はバイクに乗らないんだよなー、みんなおっさんはハーレーだし。と嘆いていましたよ。

売却記

自宅から松屋町本町にセロー250で移動すること約30分。松屋本町のその一角はバイクショップで埋め尽くされていました。さっそく端の店から順番に入店し、査定のお願いをします。

まずは一店名からスタートです。入店すると奥には年老いた店主が2名居て、気軽な感じです。姿を見るなり「査定かな?」と尋ねてくるあたりをみると、査定依頼者が多いみたいです。査定をお願いすると、すぐに査定スタートしました。バイクのエンジンをかけるわけもなく、細部を見るわけでもなくさっと金額の提示がありました。

主な査定ポイントは走行距離でした。そして後の店舗でも必ず聞かれることになることが「どうしてこんなに新しいセローを売却するのか」という質問です。バイク屋として新しすぎるオフ車を売却することが不思議(不思議を通り越して不信)で仕方ないとのこと。(別に盗難を疑っているわけではないらしいです)

査定金額「30万」

続いて2店目です。2店目でも査定を依頼します。ここでも愛想よく店員が出てきて、バイクを見るのでもなく再度店内に入ってきます。そして買取価格表リストのようなものを出してきて「相場はこのあたり」と指し示してくれました。どうもメーカー発行のような書類です。そこには23~25万の文字がありました。

店の人から定番の質問「ほかの店はいくらと言っていますか?」がなされました。私は吹っかけて、「ほかの店は25万~35万ぐらいですよいまのところ」と答えると、「35万はあり得ない」と即座に返答。

もうこのあたりで雰囲気が悪くなり、結局25万となりました。大阪の買取でありがちな「ほかの店はいくらですか?」とか「いくらならうりますか?」は神奈川出身の私にとってとても疑問な言葉です。だってお客さんは売る側でお店は買う側なのですから、買う側がいくらなら帰るのかを提示するのが礼儀だと思っているから。

まして「いくらで売りますか?」なんてふざけた話です。高ければ高い値段を付けた店に売ります。と答えるに決まっています。事実私はこの店と以降の店でそう答えました。

雰囲気も態度もちょっとクエスチョンな店を後にして、となりの店に向います。

査定金額「25万」

続いて3店目です。買取査定をやっているか尋ねると、「やってません」との回答。すぐに店を後にします。バイクショップが隣通しにあると大変便利です。そのまま歩道をバイクを押して移動します。

続いて4点目です。買取OKとのこと。査定をお願いすると、愛想がよさそうな小太りの店員が出てきます。エンジンを掛け、動作をチェックします。そして店内に戻り、なにやらパソコンでチェック。戻ってくると「本当は25万ぐらいで買い取りたい。でもほかの店は30万ぐらいつけてるでしょ」といきなりストレートな質問が飛んできました。「ためしに他は30万ぐらいです。今のところ最高は32万ですが」とふかしこんでみると、「ちょっとうちでは30以上は無理ですね。」と即座に返答がありました。

店員の話では、新車のセローの場合、「店は40万前後でヤマハから仕入れて、45~50万で販売する。そのため30万台で買い取ると、手直し費や移送費コミコミであまり利益にはならない。できれは25万ぐらいで買い取れれば一番おいしい」との裏話が聞けました。

裏話が聞けたからよかったと思いつつ、最後に査定金額を確認すると30万との回答。

査定金額「30万」

続いて4店目です。ここまでの所要時間約1時間です。いくらバイク店が隣り合っているかと言って、バイクを押して移動するのは思った以上に疲れます。ちょっとへとへとになりました。

この店は店頭にバイクが4台程度しかない小さな店です。工具も機材も無く、どうやら買取専門の様子です。声をかけると年老いた店員が3人ばかり出てきます。みなベテランの様子です。バイクを大勢でくまなく見て、傷をひとつひとつ見ていきます。これに時間がかかることこの上ないです。約30分かかって傷の確認が終わった後、車体番号をコンピューターに入れています。公式HPで確認ができるのでしょうか?

査定が終わりました。「30万以上は付けます。あとはほかの店の金額次第で勝負します」となんともあいまいな査定です。こんな店には戻ってきません。さようなら

ちなみにほかの店でこの話をすると「やっぱあの店はやり方きたねーな」と憤慨していました。店舗通しは仲が悪く、たいていほかの店舗の悪口を言い始めます。

査定金額「30万」

続いて5店目です。この店舗ではオフ車を中心に扱っているとのことで、セローは今月3台買い取ったと言っていました。査定をお願いすると、ここでもエンジンを掛けることなく、金額をはじき出します。特に参考物なし。いきなり口で金額を伝えてきます。3台も買い取っていると、相場を覚えている様子です。

「ほかの店舗ではいかがでしたか?」と定番の質問。ここでもちょっと高めに「今のことろ32万のところあります」と回答。これは厳しいなと思いつつ回答を待つと「じゃあ32万5000円払うから置いてきなよ」と何とも大阪人らしい回答。

この店に決まりました。売却価格32万5000円

その後の手続きもスムーズで、約5分後には現金が手渡されました。抹消等の手続きも店側で代行してくれるとのことです。大阪は仕事が早いですね。

以上、セロー250売却の一部始終でした。

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