電車増設・切り離しの謎(JR平塚駅)東海道線と湘南新宿ライン他

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電車増設・切り離しの謎(JR平塚駅)東海道線と湘南新宿ライン他

JR平塚駅では昔から(国鉄の頃?)から頻繁に15両編成の車両を10両編成へ縮減、そして10両編成の車両を15両編成へ増結する作業が行われる場所として有名です。たいていの場合、パターンは以下の通りです。

  • 東京方面行の電車は平塚駅で10両→15両へ増設(5両分)
  • 熱海方面行電車は平塚駅で15両→10両へ切り離し(5両分)

なぜ切り離しをわざわざ行うのでしょうか?ほかの私鉄では運行中に車両の増設、切り離しを行うことは珍しい様で、週末になるとこの作業を見るために多くの鉄道ファンが平塚駅に訪れます。いわばとっても珍しい作業?のようです。

平塚から見て東京方面に進むにつれて、乗客数は多くなっていきますので増結の意味は非常に大きいと思います。でも、熱海行方面の電車をわざわざ短くするメリットはどこにあるのでしょうか?そもそも東京に向かう電車だって、小田原とかの始発駅で初めからフル編成にしておけば駅で面倒な作業をしなくても良いように思われます。

E231系車両になってからはこの増結、切り離し作業はずいぶんと簡単になったようで、運転席からの操作のみで完結するようです。昔の211系車両では連結部分を接続し、さらにホースを一本一本作業員が線路におりて繋ぐ、といった手間がかかっていました。

それでも連結誘導に1名、切り離し後の車両の運転に1名と計2名の作業員(運転手?)が作業に携わっており、人的コストは大きなものです。このような人的コストを払ってまでも平塚駅で車両の増結・切り離しを行う理由を私なりに考えてみました。

人手をかけてまで平塚駅で車両の増結・切り離しを行うメリット

以下、勝手な推測です。できるだけ合理的な理由を考えてみました。

消費電力の削減

ずばり「消費電力の削減」が大きな目的だと思っています。10両でも15両でも、運転手1名、車掌1名(他グリーン車関係)となり、普通車が増えたり減ったりしても人的コストは変わりません。むしろ途中で編成を変えたりしない方が定時運行につながります。そして余計な作業が発生しないので作業ミスや操作漏れも無く、とってもスマートです。

それでもこの作業を行う理由として、人的コストをかけてまでもなお「電気代の節約」になるから、でしょう。そうでなければお客さんの座る場所を奪ってまで、座席を減らす(切り離し)を行う必要は無いからです。JRが涙ぐましい努力をおこなっているからこそ、低価格な運賃が実現されていると考えましょう。(お客のことなんか考えてないかもしれませんが..)

車両連結員の仕事の確保

次に考えたのは、車両連結員の仕事の確保です。もともとこの作業のためにJRに採用された人が、そのまま仕事を続けるために依然としてこの作業が残されているのではないでしょうか?

列車の安全運航

平塚から先、特に小田原~熱海間は急カーブが多く、車両が短い方が安定して運航できるのではないか?とも考えました。でも同区間を通過する貨物列車はずっと長いですし、寝台特急が運行されていたことは15両近く全体がありました。

その昔寝台特急が運行されたいた頃に、とある寝台特急が平塚駅に停車していたことがありました。その時はホームに入りきらない状態になっていました。

真の理由はわからない

ということでこの理由はちょっと違うかもしれません。

そんなこんなでさまざまな理由を考えてみましたが、いまのところもっとも合理的な理由で思いついたのは「消費電力の削減」です。

どなたか本当の理由を知っている方がいたら、「お問い合わせ」からこっそり教えてください。(感謝の気持ちを込めてHPへ掲載させて頂きます)

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