小惑星探査機「はやぶさ」の模型展示会 [平塚ラスカ]を開催中

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小惑星探査機「はやぶさ」の模型展示会 [平塚ラスカ]を開催中

JR平塚駅のステーションビル「平塚ラスカ」にて小惑星探査機「はやぶさ」模型展示会の展示を行っていました。夏休みの自由研究向けなのでしょうか?かなり精巧な模型が並べられ、はやぶさのスペックやミッションの目的が様々展示されています。

小惑星探査機「はやぶさ」

以下展示パネルの通り

全長:1.5m 全幅:1.5m

全体重量:510kg

電源:トリプルジャンクション太陽電池、リチウムイオン二次電池、リチウム一次電池(再突入カプセル関連機器のみ)

巨大な二つのソーラーパネルで太陽からの光を充電し、リチウムイオン二次電池に充電するという方式です。リチウムイオン二次電池は携帯電話、スマホなどで広く利用されている種類の電池ですし、ソーラーパネルは多くの屋根に取り付けられている一般的な発電装置になりつつあります。どちらも宇宙衛星搭載用タイプで、おそらく効率は民生用の部品とは比較にならないくらい性能が良いはずです。

ソーラーパネルを例に見てみると、民生用パネルは発電効率が18%止まりなのに対し、宇宙機器搭載用のソーラーパネルは30%~40%もの高効率を誇ります。同じ大きさのパネルに対して2倍以上の発電効率を持っているようです。そして宇宙空間は地上のように雲が無く、太陽の光を遮る遮蔽物が存在しないため、地上よりずっと多くの太陽光を集めることが可能です。そういうわけで、太陽光は強いし高効率のパネルはあるしってことで、電力確保は大きな問題にはならない。ということでしょうか。

あらためて見ると、ソーラーパネルとパラボラアンテナのマッチングがとても美しいです。模型では大きさがわかりませんが、意外に簡素なつくりに見えます。外観はシンプルですが、510kgもの重量があるということで、中身は機材がぎっしりつまっていて、ソーラーパネルも巨大でこちらの重量が全体の重量の中で大半を占めているのかもしれません。

パラボラアンテナも衛星本体より大きいですし、無線家としてはソーラーパネルで充電して、そしてバッテリーに蓄電して、アンテナで飛ばす、まさに移動運用スタイルだな~、と思ってしまいます。自立式で電力も確保。いっつも移動運用先で電源に困り果てるタイプの人間なので、高効率のソーラーパネルだけでも欲しい!なんて模型の前でニヤニヤしていました。この高効率なソーラーパネルですが、おそらく数千万円~億、ぐらいは値段の張るものかもしれません。

P1100454本体よりもはるかに大きなソーラーパネルを搭載したはやぶさ

P1100453白く輝くパラボラアンテナ

平坦で遮蔽物の無い宇宙なら、マイクロ波でどこまで飛んでいくのでしょうか?宇宙は移動運用地に最適な場所かもしれません。

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