警棒を持った警備員とエレベーターでばったり出くわした体験(街中の恐怖)

先週のことです。

心斎橋の商店街から、地下通路へ降りようと最寄りのエレベーターを目指して歩いていました。ちょうどエレベーターが目の前に差し掛かり、この角を曲がればエレベーターに到着!という時の出来事です。

目の前に突然現れたのは警棒を構え、黒っぽい服を着て、ヘルメットをかぶった2人組の男たちです。エレベーターホール付近は薄暗く、心斎橋は宝石商やブランド店も多い街。てっきり2人組の強盗だと思い、叫びそうになりました。

警棒を両手に構えていたのは、某有名会社の警備員。ちょうど現金輸送中の出来事でした。この警備員は驚かせてしまったことに対して何の悪気もなく、そして悪びれた様子もなく、エレベーターに乗っていってしまいました。

警備員が警棒を携帯し、現金を輸送することは認められています。管轄する警察署へ届け出ることで、警備業務中の警棒携帯が許可される仕組みです。物騒な世の中になり、警備員の人々を街中で見かけるケースも多くなりました。

いくら警備員が安心、そして安全を象徴する存在だといえども、このように突然面前の前に警棒を両手に仁王立ちして現れれば、誰だった驚きますし、何より恐怖です。ヘルメットで相手の顔は見えない、そして態度はデカい。

今回出くわした愛想の悪い警備員もその例外ではありませんでした。私が驚いた旨を伝えるも、無言で立ち去って行ってしまいました。

何か驚かせてしまったことに対してせめてものお詫びの言葉をかけることはできなかったのでしょうか?

そして何よりなってないなあーと思ったのは、大量の現金を持ったまま、一般のエレベーターで移動していたことでした。狭いエレベーターの中で現金を取り扱う様子は、格好の待ち伏せ対象となります。そしてエレベーターエントランスは狭いので、公衆の死角になりやすく、狙われる確率も高くなるのではないでしょうか?

現金輸送は単なる運送業ではありません。ひとたび狙われれば、警備員がけがを負うことも多く、正直警棒一本では犯人に太刀打ちできるとは思いません。気休めの飾りです。

せめてもの対策として、出来るだけ犯人との距離を取ることができる場所を通行する、だとか死角になりやすい場所を避けて移動する、などの有効策があるのにもかかわらず、この警備員(警備会社)はおそらく時間短縮のために一般用エレベーターを使用したのでしょう。

この結果として、危険度の高いルートを通り、そして一般公衆に対し警棒を持った格好を晒し、むやみに驚かせてしまったというわけです。

2020年の東京オリンピックでますます警備需要の伸びが期待されている業界です。フレンドリーな対応が望まれます。

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