軍用フラッシュライト Surefire 6Pの魅力について考える

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軍用フラッシュライト Surefire 6Pの魅力について考える

Surefire 6Pといえば知る人ぞしるSurefire社製の軍用フラッシュライト。多くのモデルの中でも、もっともベーシックなモデルであり、Surefire社がライトを発売し始めた頃から初代モデルが存在しています。当初は全体的に丸っこい外見でしたが、徐々にブラッシュアップされ、最近ではベゼルが六角模様に変更されました。近年のLEDライトの進化により、Surefire社のライトもみるみるLED化されつつあり、LEDではないキセノンライトはこのSurefire 6Pのみとなっています。

このような市場の状況においてもSurefire 6Pはキセノンライトのまま存在し続けています。これは6Pに大きな魅力と存在意義があるからではないでしょうか?今回はそんなSurefire 6Pの魅力、そして6Pから始まったSurefire社の魅力についてご紹介いきたいと思います。

Surefire 6Pの魅力

Surefire 6Pの魅力は丈夫、モジュール化された部品による高い整備性、簡易で確実な操作性を兼ね備えたフラッシュライト(懐中電灯)です。主な顧客ターゲットはアメリカ軍および各国軍隊です。それぞれの魅力を順番にご紹介していきます。

丈夫な本体

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Surefire 6P本体を構成している金属は航空アルミです。粘りと硬さを兼ね備えた理想的な金属で作られています。各部の接続はOリングで確実に防水対策が施されており万全です。また標準装備としてOリング1つを装備しています。そしてOリングをもうひとつ追加すれば最大30m防水まで対応が出来ます。

Oリングの交換も容易です。そして何より、本体の金属は分厚く、重厚感がありますので丈夫というほかにもコレクターにとってみれば所有感のようなメリットも生まれます。そのためSurefireをコレクションする人々「ライトマニア」と呼ばれる人々も多く存在しています。使っても良し、コレクションしても良し、それがSurefire 6Pの大きな魅力の一つといえるでしょう。

高い整備性

6p bunkai(引用元:flashlight10ve.blog.fc2.com)

上記の写真ではヘッド、電子、ライトモジュール、テールスイッチ、チューブに分解されています。(30秒ほどで元通りに組みなおすことが可能です)

ヘッド部分(電球)、電池室、スイッチ部分はモジュール化されており、それぞれの部品は容易に分解することが出来ます。アメリカ軍の通信機や武器はほとんどでこのモジュール化が機構が採用されており、悪くなった部分だけ取り換えることによって、性能や機能を維持することが出来るようになります。ライトであっても同様です。厳しい環境、劣悪な環境で使用され続けても、性能を維持するために、高い整備性を兼ね備えた製品に仕上がっています。

51ZiQOLtSYL市販のLEDランプ化モジュールキット。LED化をすればランプが切れる心配は無くなる。

分解に際しても、だれでも一度分解すれば容易にもとに戻すことが可能な設計となっております。そのためライトの取り扱いになれていない人でも、比較的簡単に、そして確実にモジュール部品の交換や入れ替えが行えます。(マニュアルの参照も必要ないほどに簡単です)もちろん、製品自身がとても丈夫な設計になっていますので、私自身10年間、このSurefire 6Pを使用してきましたが、消耗品であるキセノンモジュールと電池のみ交換してきました。何度か落下させたりしましたがテールスイッチやヘッド部分が破損したことはありません。このようにとても丈夫なライトです。雨の中使用したことも何度もありますが水漏れやショートといった経験もありませんでした。

手元に丈夫なライトが一本あるだけで、とても安心できるようになりますよ。備えあれば憂いなしです。

簡易で確実な操作性

Surefire 6Pはライトの点灯を行う際、テールスイッチを左に回すだけです。ボタンを押しこむわけでもクリックする操作も必要ありません。これが最も確実な点灯を可能とする仕組みです。

通常、ライトはプッシュすることで点灯させます。一見簡単そうに見えますが、プッシュ式機構はバネや抵抗チップなどの追加部品を必要とし、その分部品点数が多くなります。部品点数の増加は、故障原因箇所を増やすことにつながります。更にバネというのは一定期間使用すると、金属バネ部分が伸びきったり劣化してきますので、必ず交換が必要です。交換しない場合は押し込んでもライトが点灯しない状態になります。

Surefire 6Pではこのような「ライトが点灯しない」事態を防ぐためにより確実な点灯を実現する回転式スイッチを採用しています。(どうしても回転式が馴染まない人のために、「クリック式スイッチ」モジュールも販売されていますので、お好みで交換することも可能です。

10年間使用してきた感想

私は警備の現場、そして登山のフィールドで約10年間にわたりSurefire 6Pを使用し続けてくれました。時々他のライトも入手し、使い勝手を比べたこともあります。しかしながらテールスイッチの安心感や各接合部分の信頼性によって「必ず点灯できる」と思われせくれる高い信頼性は、様々な現場で仕事をよりスムーズなものとしてくれます。

現在ライトをお仕事でお使いの方は是非信頼性の高いこのSurefire 6Pをお役立てください。よい相棒となってくれることでしょう。

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